ご挨拶

2026年6月吉日
学会長門脇 和秀
みさかえの園総合発達医療福祉センターむつみの家

この度、第76回日本医学検査学会を、2027年5月22日(土)・23日(日)の2日間、九州支部を代表し、長崎県臨床検査技師会が担当して、長崎市にて開催させていただく運びとなりました。

本学会のテーマは、「開拓、そして共創へ ~地域と多職種で挑む進化 Synergy in Evolution~」といたしました。

現在、医療を取り巻く環境は大きな変革期を迎えております。医師の働き方改革に伴うタスク・シフト/シェアの推進、AI・DXをはじめとするデジタル技術の急速な発展、さらには個別化医療や予防医療の進展など、臨床検査技師に求められる役割は、これまで以上に高度化・多様化しております。そのような時代において、私たちは従来の枠組みにとらわれることなく、自ら新たな領域を「開拓」し、地域医療を支える多職種や異分野との連携を通じて、新たな価値を「共創」していく必要があります。

本学会が、参加者一人ひとりにとって未来への一歩を踏み出す契機となり、検査医学ならびに地域医療のさらなる発展につながる場となることを願っております。

会場となる「出島メッセ長崎」は、JR長崎駅に隣接した利便性の高いコンベンション施設であり、学術発表と企業展示を一体的に展開できる優れた環境を備えております。また、長崎は、かつて日本で唯一海外に開かれた港町として、西洋医学伝来の地となり発展してきた歴史を有しており、「交流」と「融合」の精神が今なお息づく街です。さらに現在、長崎のまちは「100年に一度」とも称される大規模再開発の最中にあり、歴史と異国文化が調和する街並みと、新たな時代へ向け進化する都市の躍動を感じていただけることと存じます。

全国からお越しの皆様には、学術のみならず、長崎ならではの魅力も存分に体感していただければ幸いです。

本学会では、最新知見を共有する特別講演・教育講演・シンポジウムをはじめ、日頃の研究成果をご発表いただく一般演題、さらには参加者同士の交流を深める企画など、多彩なプログラムを準備しております。

長崎県で50年ぶりとなる本学会の開催が、参加される皆様にとって実りある学びと交流の場となり、次代につながる有意義な機会となりますよう、長崎県臨床検査技師会ならびに関係者一同、鋭意準備を進めてまいります。

全国の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。